BNIの特長のひとつとして、
『ひとつのチャプターには各ビジネスの専門分野から1名に限って参加できる』
というメンバー枠があります。
所属するグループで、自分と同じ商品やサービスを提供している人がいないわけですから、これはひとつのアドバンテージです。
でもちょっと待ってください! お互いにビジネスのチャンスを紹介しあうのがチャプターの趣旨ですから、一方ではひとつの分野においてはたった一人の人を頼りにするしかなくなるという事ではありませんか?
実はこれ、BNIを初めて知った人がよく陥る誤解のひとつなのです。 それどころかBNIの現役メンバーでさえも、それをハンディキャップとして勘違いしている人もいるくらいです。
この誤解は、同じチャプターのメンバー同士が仕事を紹介する際に『権利義務関係』をもっているという別の誤解から生まれています。
ウェ ブデザインを専門としているAさんと、同じグループのメンバーで司法書士のBさんがいたとします。 Bさんのクライアントである某企業の経営者が、「腕の いいウェブデザイナーを知りませんか?」とBさんに相談をもちかけました。ところが、Aさんはまだグループのメンバーになったばかりで、BさんはAさんの ウェブ制作の力量を知りません。 さてBさんはAさんをそのクライアントに紹介するべきでしょうか?
答えは、もちろんNOです。
大事なクライアントに、腕前も分からないウェブデザイナーを紹介するなんてリスクはとるべきではありません。
BNIの同じチャプターのメンバーであるからと言って、Bさんは自分の大切なクライアントをAさんに紹介する義務はありませんし、逆にAさんがそのクライアントを紹介してもらう権利もありません。
では、このAさんとBさんの関係はどうあるべきなのでしょうか?
それはお互いの信頼関係を築くために時間を投資することです。 これだけです。
この結果、充分な信頼関係が築けて初めて、大切なクライアントを紹介することが可能になります。 この充分な信頼が無い人には例え同じチャプターのメンバーであっても自分の大切な人を紹介するべきではありません。
もうひとつよくある誤解のパターンは、「既に信頼できる人を何人か知っているので、BNIに入るとその人たちに仕事を回せなくなるので困る」という人です。
こ れも同様です。 同じチャプターのメンバーよりも、何かの分野(例えば税理士)でより信頼できる人や、紹介先により相応しい人を知っているのであれば、そ の人に紹介をすべきです。 同じチャプターの税理士さんとは、共に時間を投資して、お互いの信頼関係を深めて行ければよいのです。 その結果、もしかした らそれまで一番信頼してきた税理士よりも強い信頼関係が育めるかもしれませんね。
BNIチャプターという環境では、お互いの信頼関係を築 くために必要な充分な時間を投資する環境が整えられています。 そのプロセスを経た結果として充分な信頼関係ができた人には自信を持ってクライアントや他 の大事な人を紹介できるようになります。 逆にそういったプロセスを経ても信頼関係を築けない人もいるかも知れません。 もちろんその人には、大切な人は 紹介しないでください。
充分に吟味する時間を投資することができる上に、自分で最終的に取捨選択できるわけですから、BNIのチャプターに参加する事で、既存のクライアントや大切な人に紹介できる様々な分野の専門家の数は格段に増えるのです。
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